SOKUYAKUウェルネスビューティーコラム

意外と消費してる!
家事やオフィスワークの「消費カロリー」

適正な体重をキープしたり、ダイエットで体重を落としたりするための基本は「摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにすること」だというのは、みなさんご存じかと思います。
そうは言っても、摂取カロリーを抑えるために食事を制限したり、消費カロリーを増やすために運動したりといったことは、なかなか敷居が高く感じてしまうもの。
「とても続けられそうにない……」と、尻込みしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも実は、家事やオフィスワークなど、毎日普通に行っている動作でも、意外とカロリーを消費しているものです。
こうした日常生活での消費カロリー量を意識して、小まめに身体を動かすようにするだけでも1日の消費カロリーを高めていくことができます。
今回は、日常生活の消費カロリーをご紹介します。

家事の消費カロリー

さまざまな家事を1時間行った場合の消費カロリーは以下のようになっています。

■料理する 69kcal

料理はずっと立って行うことや、腕の筋肉を使うことなどによってカロリーを消費します。

■洗濯もの干し 109kcal

洗濯機と干し場との移動、大きなものを干す時の大きな動きなどによってカロリー消費します。

■買い物 109kcal

買い物のために歩き回ることも運動になります。カートを使わないことでさらにカロリー消費量アップが期待できますよ。

■掃除 134kcal

夏場は掃除するだけで汗をたくさんかきますよね。掃除の動作は全身を使い、かがんだりする動きも加わるため、家事の中でもカロリー消費量が大きい運動です。

オフィスワークの消費カロリー

オフィスでの軽い作業などを1時間行った場合の消費カロリーは以下のようになっています。

■立って作業する 170kcal

オフィスワークで1時間立ちっぱなしということは少ないかもしれませんが、立って会話や作業、電話などをする時間はそれなりにあると思います。立った状態での作業は、やはり座った状態での作業と比べて消費カロリーが多くなります。

■タイピングなどPC作業 54kcal

オフィスワークのメインとなるPC作業のカロリー消費は1時間あたり54Kcal程度。高くはありませんが、長時間にわたり作業する場合、合計ではそれなりに消費が期待できますね。

■会議に出席する 79kcal

意外にも高いのが、会議の消費カロリーです。適度な緊張感や、仕事への意欲が高まることによりカロリーが消費されやすいと言われています。確かに大事な会議のあとは疲れたりお腹がすいたりすることも多いですよね。

日常の動作を意識して消費カロリーアップ

毎日の家事やオフィスワークでも、それなりにカロリーを消費しているということがお分かりいただけたかと思います。
もちろん、しっかりと運動を行った時と比べると時間あたりの消費カロリー量は少な目ですが、一つ一つの動作をしっかりと行うように意識したり、時間を長く取るようにしたり、回数を増やしたりといったことでさらに消費カロリーを上げることができます。
毎日の生活に適度な運動を取り入れることはもちろん大切ですが、運動のための時間をなかなか取れないことも多いかと思います。
日常の動作を意識して、毎日の消費カロリーをちょっとでも上げることから始めてみてはいかがでしょうか。