SOKUYAKUウェルネスビューティーコラム

肌質「普通肌(ノーマルスキン)」とは

「普通肌(ノーマルスキン)」とは

普通肌は皮脂分泌量が適度で、肌の保湿状態は良い状態です。キメの状態も毛穴を交点として規則正しいキメの模様となっています。
しかし、正しい保湿ケアをしていないと肌は乾燥しやすくなり一時的に乾性肌の状態と同じになることもあります。
顔の部位によりTゾーンは皮脂分泌量が多くなりますので、そこだけを気にして自分は脂性肌とか混合肌と思う人も多いので、顔全体をバランス良く見る必要があります。
一般的に顔の中でも皮脂分泌が極端に偏っていない頬の肌を基準として見ることが適切です。
普通肌はノーマルスキンとも呼ばれますが、正常な肌という意味でではなくバランスのとれた状態と理解する方が理にかなっています。

普通肌の肌モデル図

普通肌のスキンケアで気をつけることは?

皮脂分泌量のバランスは良いのですが、とにかく油断をしないことです。
うっかり保湿ケアをしなかったり、洗顔でこすり過ぎて健康な角層を痛めたり、自らの間違ったお手入れが肌荒れを招き、一時的な乾性肌状態を作ることがあります。
また季節の変動により乾性肌や脂性肌に傾くこともありますので、そのような時には素早く肌状態に合わせて適切な油分補給のお手入れをするように気をつけることです。
肌トラブルを起こさないことが、いつまでも若々しい肌を保つためのコツです。
もし、肌トラブルを起こしても、速やかな対応をとればそれ程深刻な肌ダメージを残さないので、とにかく油断をしないように、毎日の肌チェックと正しい保湿ケアを続けるようにしましょう。
肌状態が健康であればキメも整っているので、化粧のりも良いため、メイクアップの仕上がりをチェックポイントとすれば便利です。

普通肌のアドバイスポイント

・過度の摩擦をしない
・油断をしないで、肌に合った保湿ケアを継続する
・季節の変わり目は特に気をつけて、適切な油分補給をする

【引用著書】

プロのためのスキンケアアドバイスの基本:第2章 P96-97
※当コラムはフレグランスジャーナル社/岡部美代治 (著)から特別に許可を頂き、加筆・修正した記事を掲載しています。
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